馬路村ってどんなとこ?
―里山とゆず香る小さな小さな村の魅力
馬路村は、高知県の東部・安田(やすだ)川上流域に位置する、
面積約165.5 km²・人口約650人(2025年現在)の山あいの里。
全国屈指の豪雨地帯であり、清流と豊かな森に囲まれた“秘境”とも呼べる土地です。
でも、だからこそ味わえる自然体験や、人と人の温かなつながりがここにはあります。
それらを5つのポイントでご紹介します。
1. 豊かな森と清らかな川が主役
- 村の中央を流れる安田川は、日本有数の清流として名高く、川遊びや鮎釣りの名所に。
- 周囲を覆うのは樹齢百年以上のヤナセ杉を中心とする常緑の杉山。製材業も盛んで、森と共に歩む暮らしが根づいています。
2. 杉山に彩りを添える“里山の小さな変化”
常緑樹が大半を占めるため、森の緑は一年中濃淡こそあれど大きくは変わりません。その中で楽しめる微かな季節感は次のとおりです。
- 春:冷え込んだ早朝、川沿いに立ちこめる霧が幻想的。里の小道にはタツナミソウやスミレの野草が咲き始めます。
- 夏:増水時の滾々と流れる川音は、涼を感じさせるサウンドトラック。川岸には涼しげなシダやイワタバコが生い茂ります。
- 秋:杉林の下草には、コシアブラやヤマブドウの赤い実が見え隠れ。、里山の恵みが顔を出します。
- 冬:柚子の収穫時期は農協の加工場から村中に柚子の香りが立ち込め、里山を甘酸っぱい幸福感で満たします。
3. ゆずだけじゃない、多彩な特産品
- 村の名物「ゆず」はもちろん、『ごっくん馬路村』など加工品でも大人気。
- そのほか、鮎、アメゴや山菜など、森の恵みを生かした品々が並びます。
- 地元工房では木工品やクラフトも制作。森の素材が、手仕事の温もりを届けます。
4. 体験が生む“人と自然”のつながり
- 年に一回の「ゆずはじまる祭り」ではゆずしぼり体験やごっくん早飲み大会で、村人と一緒にゆずに触れるチャンス。
- 温泉やキャンプ場も充実し、里山ライフをじっくり味わえます。
- 村内にあるパン屋では川を見ながら美味しい珈琲とパンで癒しのひと時を。
5. 車もバスも――アクセスもしっかり
- 高知市内から車で約2時間。徳島・松山方面からも国道を経てアクセス可能。
- 土佐電ドリームサービスバスで はりまや線から安芸市へ約1時間30分。
安芸市からは高知東部交通バス「馬路」「魚梁瀬」行きをご利用ください。 - 自然美と人情に触れるドライブコースとしてもおすすめです。
馬路村は「ただの観光地」ではありません。清流と森に育まれた暮らし、人が手をかけて守り続ける自然、そのどちらもがここでしか味わえない宝物です。都会の喧騒を離れ、ゆっくりとした時間の流れに身を委ねに、ぜひ一度お越しください。

